4月23日(土)
13:00~15:30
東京:日本基督教団会議室AB(日本キリスト教会館4階)
★「この時を覚えて」
平良愛香さん NCC平和・核問題委員会員長
★講演「わたしたちにとって福島原発事故とはどういうものか」
講師:田中三彦さん
・福島で「 何が起きたか、
何が起きているのか、
何がおきるか」
・「原発に象徴されるもの」
★報告:「浜岡原発について」
内藤新吾さん(日本福音ルーテル教会牧師)
★「東海村から」
藤井学昭さん(浄土真宗僧侶)
率直に言って、疲れました。
この日、「雨」が降っていたコト、着いて早々「職質」かけられたコト、東京都民の心無い会話。
一泊する予定だったのですが、あまりに疲れて、あまりに居心地が悪かったので直ぐに帰ってきました。
着いて、「職質」かけられた後でも多少時間が有ったので、昼ごはん。
それにしても、何故止められたのか今もって解りません。
現実、マズイモノ持ってて注意されましたが、連衡される程でもありませんでした。
東京は、物騒な街ですね。
もう行きたくない!
らんち
珈琲がこう言う状態で出てきたのは初めてでした。
これが、東京流?
日本キリスト教会館
宗派が違うので、普段はまず入らない場所です。
今回のイベント、色々な宗教者の集まりで企画したモノでした。
実際参加者は、宗教者ではなく一般の方がほとんどでした。
年齢層は、割と高め。
人数は50人居たかな、東京の割りには相当少ない。
田中三彦さん講演会
元原子炉製造技術者
怖い内容でした。
・東京電力、行政、保安員の提示しているデータがマチマチ。
・国内で公開されているデータよりも、IAEAから出てくるデータの方が細かい場合がある。
(身内に甘くて、外圧に弱い日本の体質)
・3月12日に1回目の水素爆発が有った前後のデータを一切公開していない。
(何度請求しても出さない。よほど公開したくないデータが出てたのでしょう)
・放射線量は、現在は安定しているが、1回目の爆発から合計4回の間に放出された放射性物質・放射線が最も危険な数値だった。
(今更言われても、そのタイミングで原発周辺で待機させられていた人たち「子供も含め」は無意味な被爆をさせられた。)
●3月12日、1号機の爆発。
恐らく、地震の段階で配管破断が起こった。
→急激な冷却水喪失。
→格納容器の圧力上昇。
→圧力ベントが開く。
→冷却水が無いことで燃料棒被覆管が解けて水素が発生。
→何故か建屋内に水素と酸素が充満。
(本来は外に放出しなければいけない)
→建屋爆発
●3月14日、3号機爆発。
メカニズムは、1号機とほとんど同じ
爆発の規模は明らかに違う。
何故?
データ不足で検証できません。
最近のニュース。
「1、3号機周辺で高放射線=水素爆発影響、がれきから―作業員にマップ・福島第1」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000029-jij-soci
さて、この「高放射線のがれき」は何でしょう?
特に、3号機付近が多いようです。
??
??
●4号機の爆発。
夜の内にいつの間にか爆発してました。
・使用済み燃料プールの冷却水喪失による水素爆発。
●2号機の爆発。
今回初めて知りました。
原因は定かではないが、サプレッションチェンバーの破損?
→そこから水素が建屋地下に漏れる。
→地下での爆発だったので、外装は壊れずにすんでいる。
(実際は、圧力容器も傾いていいるようですが。)
4つの爆発の原因は本当に『津波』が原因だったの?
実際には公開されていないデータを検証しないと証明できませんが、津波が来る前から相当破損していたと思われます。
浜岡原発の裁判の席での質問
「非常用電源が喪失したらどうなるの?」
デタラメハルキの言い訳。
「そんなものは、しょうがない。そんな事を考えていたら、モノは作れないよ。」
「結局、ワリキリだよッ」
原子力安全委員会の委員長さんの発言だそうです。
原子力発電所は、建てるために不都合な事実は、切り捨てる。
国策として、原子力発電所は作ると決まっているので、作るために不都合な事は、確立が低いと言う理由で押しつぶしてしまう。
言ってることはデタラメなのに、正直な人です。
その結果、1号機~4号機全てが爆発。
ホントに、想定外の津波が原因だったの?
運転員の人為的なミスは無かったの?
全ては、公開されていないデータの中に隠されてしまったと思われます。
●「浜岡原発について」
内藤新吾さん
・現在の浜岡原発は、非常に調子が悪くて直ぐに止まります。
(稼働率20%ぐらい)
←原発の発電量は3割と言いますが、20%しか稼動していなければ実質1割以下では?
・直下型の地震の場合、津波の前に揺れで制御棒の挿入が出来ない可能性が高い。
→核爆発(水素爆発とは被害規模が違います。)
・津波対策用の防波堤を作ったとしても、引き潮で取水口が砂で埋まってしまい冷却することが出来なくなる。
・地元で反対する人が出ると、圧力をかける。
(周りの住民に言いふらし、生活しづらくする。←相当陰湿な嫌がらせ?)
●「東海村から」
藤井学昭さん
・水の確保が大変だった。
・最初の爆発から一週間以内には自主非難
・緊張した一週間
・JCOの事故から身をもって学んだ事、『逃げろ、後ろを振り向くな!!』
行政も、東電も、保安員も、自分たちの責任を追及されない為に、逃げるのに必死かもしれませんが。
後から事実が解ると、その責任まで追及されますよ。
「 ほ あ ん い ん ぜ ん い ん あ ほ 」
小学生にまで言われてしまっては、救いようがないですね。
同じ会場の別の棟で写真展やってました。
「広河隆一、チェルノブイリ子ども基金」
帰り道、東京メトロの駅構内
節電呼びかけですね。
東京都民は、ここまでしてあげないと理解できないのかな?
そこで使用される電気代とか、設置費用は何処から出てるんでしょう?
日本中の電気代が上がるワケだよ。
これじゃ、節電しても意味が無いと言われても仕方ないのかも。
きっと、圧倒的な東京都民の意識は、「福島第一原発事故の被害」よりも、「計画停電の影響」の方が心配なのでしょう。
疲れてしまった理由に、こういうの見てしまった事も影響有ったかも。
うろうろしてみて、晩御飯食べて、そのまま名古屋に帰りました。
帰りの新幹線も、新聞読みながら寝落ち。
アースデイ2011も、参加できなかったし。
職質かけられるは、
都民の無関心は際立つは、
行かなきゃ良かったかな。
でも、現実を知るという事は必要な事です。
それが解らないと、この先何をしたら良いのかの目標すら立てることができません。
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