2011年5月15日日曜日

50キロの自主規制。05/15

朝日、民放は50キロ

そこで、取材してみると、確かに「内規」は存在した。
その後、変更がなされた可能性があるが、私が把握した時点では、NHKが40キロ、朝日新聞が50キロ、時事通信が60キロ、民放各局が50キロ圏外に社員は退避、と定めていたのだ。なんという欺瞞であろう。
「‘危険’だからけっして近寄るな」と会社に言われ、遠く離れた‘安全圏内’に身を置く記者たちが、放射線汚染の不安に直面する被災地の人々の安全を云々していうるのだ。
もし自分たちの「内規」が正しいと思うなら、紙面や放送を通じて、それを主張し、政府などにも対応を迫るべきだろう。が、そんな社は皆無である。
民放記者の一人に尋ねた。「仕方ないだろう、社のルールなんだから。そのかわり30キロ圏まではちゃんと制作会社のスタッフに行かせている。だから映像も流れているし、取材もしている。そんなことで文句を言う方がおかしいんじゃないか」
もはや、こうした記者が「原発報道」に関わること自体が罪である。すくなくとも私自身は、共犯関係にはなりたくない。(週刊文春2011年5月5日12日GW特大号)
上杉隆書

こういう、内規が有るテレビ局が、連日。
「30キロ20キロは安全ですよ!子どもが生活しても大丈夫!」
と、言っているのだから不信感も上がると言うモノです。

自覚してください。
言っているコトと、ヤッテいるコトのギャップを!


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